2025/10/14
【2026年の春作の予定】はるか/ノーブルシャドー/シャイニールビー/アンデス赤/デストロイヤー/タワラマゼラン/タワラアルタイル彦星/タワラワイス
じゃがいも専門メディアで20数年、編集者として働いています。学んだり、生産者や試験場などから見聞きしたりした情報を、家庭菜園でのじゃがいも作りに反映しています。東京・町田での35坪の宅地を使った栽培ながら、北海道産をも上回る食味を目指した取り組みは2025年で18年目を迎えました。
直近の春作のでん粉価を測定してもらったところ、シャドークイーンが19.1、スノーマーチが18.7、はるかが17.4でした。
男爵薯やメークイン以外にも品種はあります。マイナーなもののなかから厳選したとっておきの品種を提案します。
じゃがいもは暑いのが苦手な作物です。生育適温は10~23℃とされていますが、町田での春作の場合、1月末~6月の期間であればその範囲内におおむね収まり、でん粉がたくさん詰まった状態で収穫できます。
栽培にあたっては土壌分析を行い、示された施肥設計をもとに有機肥料を中心に自ら銘柄を選んで適正な施肥を実施しています。こうして品種のポテンシャルを最大限に引き出そうと努めています。
収穫量は500㎏少々に過ぎません。でも、真剣です。本業の延長線上程度の位置づけではなく、むしろ本業をしのいでいるといっても過言ではありません。おいしさで感動と笑顔の輪が広がることが目標です。